AT限定小型二輪免許の予約をしたのが3月17日で、1回目の試験はその10日後の3月30日。
幸い富山県の場合は、人口が少ないため、試験予約が一杯ということはなく、予約をすれば早めに受けることがデキそうでしたが、あいにくながらことごとく試験可能日に予定が入っており、最短で予約から10日目のこの日という感じでした。
いつもより早く起きて、朝食のお茶漬けをかっこんで試験場にゴーです!
1回目の試験は落ちることがほとんどなので「下見」という気持ちで行ってきましょう。
原付二種の一発試験…いざ試験場へ!
受付時間は8時30分から9時までの30分間のみなので、試験場まで何分掛かるのか朝のラッシュアワーで予想できなかったので早めに出発したのですが10分前くらいに到着しました。
試験場まで朝は約45分ほど。
のちのち何度も通うことになりそうなので覚えておく必要があります。
そして受付!
書くものを書いたり、本籍をプリントしたりと1回目はちょっぴり時間がかかります。
試験代+車両使用料の合計4050円の収入印紙を購入し、今日のコースマップを貰います。
9時半までコースを歩いて回ったり自由にしていいとのことで、約40分ほどコースを歩いてみましょう。
富山県の免許センターでAT限定小型二輪の試験コースの下見
と貸してもらったコースマップを見ますが、見てもサッパリで実際に歩いてみないことにはなんにもわかりません(笑)
さて、もしかしたらこのページを見ているお人にも、予め富山県のAT限定小型二輪のコースを知りたいという人もいらっしゃることでしょう。
そして、ネットを検索して探せど、富山のコースは出てこなかったという人も居るでしょう。
僕自身がそうでした!!!
そりゃあやはり予めコースを知っておきたいと考えますよね。
でも富山のコースがネットを探しても出てこないのは、免許センターのコースのところに「コース内撮影禁止」と書かれているからです。
免許センターといえばもう警察の管轄なので、コースマップをパシャっと撮影してアップするのは気が引けますよね。
でもご安心ください!
富山の二輪の試験コースは非常にコンパクトに纏まっており、1回か2回位コースを歩けばすぐに覚えられます。
それに、コースマップを見てもいまいちイメージしづらいと思いますし、実際に歩いてみない限りは覚えられません。
それでも不安な方は、試験が行われる月水木曜日の朝の8時半から9時半までの1時間の間に、しれっと二輪試験を受ける人のふりをしてコースを歩いてみるのも手かもしれません。(大丈夫なのかは聞いてませんが)
コースマップ自体はコース内にある二輪試験の待合室の室内のホワイトボードに書いてありました。
では実際に、試験をイメージしながらスタート地点に立ち、コースマップに沿って歩いてみることにしました。
すると、
そう、逆にスクーターではバランスが取りづらくMT免許よりも難易度が上がりAT免許での最難関となる一本橋がすぐに立ちはだかるのです。
当然、ここですぐに落ちればその日の試験は即失格です。
ごくりと生唾を飲み込みました。
その後も2週はしっかりと歩いてコースを予習しました。
ちなみにこの日はとてもよく晴れて暖かい日でしたが、そこそこ厚着をしてきたので汗をかいたりのどが渇いてきたので自販機まで水を買いに行きました。
多くの方がコスパ目的で一発試験を受けると思いますので、こんなところで無駄金を使わないようにこれからは飲み物を持参したほうが良さそうです(笑)
試験開始!・・・結果は?
この日試験を受けるのは、普通二輪から大型二輪にステップアップに挑戦するお兄さんと、MT小型二輪を受けに来たベトナム系のお兄さんの3人で、僕は2番めに試験を受けることになりました。
試験は試験管が他の試験などを見るのか遅れて1時間後に試験開始でした。
それまで、You Tubeやネットで知り得た一発試験のコツなどを思い出したり、右足つくなとか後方確認などの原点項目を思い出したりとイメトレしまくりです。
ちなみに、試験管はというと予約から本日の受付までしてくれた穏やかな警察官の方です。
これで、鬼みたいな警官であればメンタルがやられまくりそうですが、そのおかげでリラックスして試験に挑めそうです。
今回の目標は、試験に受かることよりもとりあえずコースを完走して持ち帰れるものは持ち帰りたいという心意気です。
そんなこんなで自分の番になり、短い慣らし運転開始です。
20年近くぶりのスクーターのシートに着座。
そしてロケットダッシュする2スト原付しか乗ってこなかった僕は恐る恐るスロットルを回しますが、なかなか進まずかなりマイルドに発信しました。これが4ストか。
20年近く前まで2年間原付きを乗っていたので、身体が運転の仕方を覚えているだろうと、すぐに思い出すだろうと思っていましたが。
低速でバランスを取るのは非常に難しく、常にプルプルふらふらした状態です。
そうです!
原付きに乗っていたのは10代の少年である僕で、今は30代のおっさんです!
30代のおっさんの体幹ボロボロです!
そんなこんなで慣らし運転も終え、いざ試験開始!まったく合格できる気がしないどころか、一本橋を渡るのも危うそうです。
そして開始直後の一本橋の前で停車し、ドキドキしながらいざいくぜと後方確認してスタート。
一本橋にがたんと乗った瞬間にバランスを崩し、落下。
「スタート地点にもどってきてくださーい」
と、試験官からのお声でスタートに戻ります。
まさか、こんなに、あっけなく、終わってしまうとはorz
不合格するのはわかってはいましたが、せめてもう少し、持ち帰れるものを得られればと、という感じです。
試験官からも「まあ初回だし緊張もしてたでしょうからね」とありがたいフォローをいただけました。
いえ、試験官のおかげでむしろリラックスして試験に望んだので、完全に技術不足でございます。
と、再び1週間後に試験の予約をし、隣の運転研修センターで二輪車の単発教習の予約をして帰りました。
それにしても、研修センターで教習代の4300円はいいのですが、入会金の5500円は地味に痛いところです。