突然ですが、2022年の3月、AT限定小型自動二輪(通称:原付二種)の免許を取ろうと思いました。
そうだ!AT限定小型二輪の免許を取ろう!
目的は色々あるのですが、趣味と実益のためにという感じですね。
実は僕は16から18歳のときに50ccの原付きスクーターに乗って通学やらバイトやらに通っておりました。
あのときも趣味というよりも通勤通学目的でつかっていたとはいえ、バイクに乗ってスロットを捻って加速することはとても気持ちいいと感じておりましたし、初めてエンジン付きの乗り物を手に入れたわけなのでどこにでも行けるような気さえしていた思い出もあります。
とまあ、スロットルを捻って進むのが気持ちいいと感じると同時に、やはり本当に気持ちよく感じるのは時速40キロを越えたあたりからで、そうなってくるといつ捕まるかわからない緊張感と後ろめたさのようなものが出てくるので本当の意味では気持ちよくなれませんよね。
しかし、125ccの原付二種であればそんなストレスから開放され、車と同じ様に流れに乗ってスピードを出すことができます!
10代の頃の窮屈だった原付きライフを再び取り戻したいというところです。
とまあ、今では遅まきながら原付きからバイクに興味を持ったタイプの人間でございます。
あと、ピンクナンバーであれば黒ナンバーや緑ナンバーに変更しなくてもウーバーイーツなどのフードデリバリーにもそのまま使用できますしね。
あと、10代の頃に乗っていた原付きはDioとジョルノというホンダの原付きだったのですが、それらは両方2ストエンジンだったのです。
2ストは、現在主流の4ストに比べて構造がシンプルで非常に軽快な加速をするので今でも2スト至上主義のファンの方もいることでしょう。
しかしその反面、ベーンとうるさいことや燃費が悪いといったデメリットがありました。
けれど、話に聞くところ最近の原付二種クラスの4ストエンジンはなんと40~50前後というとんでも燃費ときくじゃないですか!
現在は世界情勢も不安定でガソリンもレギュラー1リットルあたり170円以上というこのご時世。
その燃費の良さはかなり憧れを持ちます。
そんな燃費ならアクアやプリウスなどを「燃費悪いなー」とか高みの見物をすることができます!
・・・横風喰らいながら、暑いわ寒いわ危ないわの思いをしての高みの見物になりますが(汗)
原付二種の免許を取るには?(富山県の場合)
そいういうわけで、AT限定小型二輪の免許を取ろうとなると、
- 教習所に通って免許を取る
- 合宿免許で免許を取る
- 運転免許センターで一発試験で免許を取る
の3種類があります。
まずは値段が安く確実に免許を手に入れれるだろう合宿免許ですが、残念ながら「AT限定小型二輪」の免許を取らせてくれるところはほぼ無く、最低でも普通二輪の免許からという感じでした。
では県内の教習所はどうなのかというと、AT限定小型二輪免許の取得ができる教習所は3つしかありませんでした。
お値段の方はと言うと、どこも約9万円ほど…。
もともと、スクーターに乗るつもりだったので、原付きのエンジンの排気量が増えただけのようなものに乗るのにこのお値段はというなめくさった気持ちも正直ありました。
(実際は法令的にも運転的にも違うのですが)
普通二輪であればそりゃちゃんと教習所に通いたいところなのですが、なんせ小型二輪ですからね。
ただ、ちゃんと予算があったりしっかりと運転を学びたい方、平日昼間になかなか時間が取れないという方、そしてすぐに小型の免許が欲しいという方は教習所をおすすめします。(とくにすぐに免許がほしいという方)
そこで目をつけたのが免許センターでの1発試験での合格狙い!
一発試験自体は自動車の免許を取る前からその存在を知っていましたが、話に聞くとその合格率は1桁台というお話も聞いていますし、まさか自分が一発試験なるものを受ける時が来るとはというところです。
仮に1回目で奇跡的な合格をもらえたとしても、最低でも平日に4回以上は車で40分もかかる免許センターへ行かなくてはならないなどのデメリットがありますが、それでも免許取得が最低で2万円ほどで可能になります!(交通費除く)
いちおう2年ほど原付きに乗っていた経験もありますし、これは一発試験で合格を狙いに行くしか無いでしょう!
運転免許センターに試験の予約
というわけで早速一発試験の予約をしたいと思います。
ちなみに、昔はその日の当日に受付をすることで「飛び込み試験」とも呼ばれていたみたいですが、現在では基本的に予約制となっているようです。
県の警察ホームページを見てみると、試験の予約は14時から17時の間に電話で予約するか、直接免許センターに出向いての予約とのこと。
僕の場合は電話が苦手ということや、直接行って説明を受けたほうがちゃんと理解できるだろうということでついでに山岡家のラーメンを食べてから免許センターへ行くことに。
・・・完全に、免許センターが「ついで」ですね。
ほんでもってとても穏やかな警察官の方に説明を受け、その日の再来週に当たる3月30日に一回目の試験を予約しました。
ちなみにその警察官の方からは、
「それにしてもAT限定の小型二輪免許だなんて珍しいですね」
と言われました。
「どうも最近流行っているらしいですよ?・・・たぶん都会の方の話だけなのかもしれませんが」
と。
このときはまだバイク不毛の地である富山県にはそこまで原付二種の波は来ていないのかもしれません。
ちなみに、富山県だと免許センターの横にある「運転研修センター」というところで、一発試験用に練習や教習を受けれると知り、その足で研修センターに訪れますと…。
「二輪は4月からですよー」
ということで、練習もなし、20年近く前に原付きに乗ってたという経験と、You Tubeやネットで集めた試験対策の情報だけで一回目の試験に望むことが決まりました。