僕は、しっかりとモノは必要なものと不必要なものは、定期的にしっかり分別して一気に断舎離して捨てます。
昔はもしかしたらいつか使うかもしれないと、なかなか物が捨てられない自分がいたのですが、体外そういうものは使う機会なんて無い方が多いですし、金額的に3000円以下ならまた買えばいいと割り切って捨てています。
そんな僕でも、捨てるのをためらってしまうものがあります。
それは、人から戴いた物やプレゼントなどです。
人からの貰い物が捨てられないその心理とは
必要ないものはどんどん捨てたりリサイクルショップに売ったりできても、人からのプレゼントだとなかなか捨てることが出来ないって人、僕以外にも結構いますよね。
なんで人からのプレゼントがなかなか捨てられないかというと、やはりそのプレゼントを贈ってくれた人の顔が思い浮かんで、捨てることに罪悪感を感じてしまうからでしょう。
自分のために選んでくれたプレゼントやお土産品・・・それを捨てるなんてとんでもないと思いこんでしまうわけです。
親の形見や、昔付き合っていた恋人からのプレゼントならまだしも、普通の友達からのディズニーランドのお土産とかであっても、捨てづらいですっよね(汗)
逆に考えれば、そういう心理になる人は、人に何かモノをプレゼントする際は、その人のためを思って一生懸命に何を贈ろうか考える、思いやりのある人でもあるはずです。
大切なのは「思い」であって物品ではない
でも今の僕は、いくら大切な友人からの贈り物であっても、一定の期間が過ぎれば処分するようにしています。
大切なのは、プレゼントそのもの物品ではなく、プレゼントをしてくれた人の「思い」が大事だと思うからです。
プレゼントを贈る方としては、あなたが喜んで欲しかった、あなたの人生がちょっとだけ向上するようにという気持ちでプレゼントを贈ったわけでもあります。
あなたがその人に「ありがとう」と言ってプレゼントを受け取り、そのプレゼントがあなたにとってちょっとでも役に立ったりしたのなら、それですでにプレゼントされた物品として役割は終えたはずです。
あなたがプレゼントしてくれた人の思いをちゃんと受け取り、そのプレゼントをくれた事自体を記憶しているのであれば、現物がもうこの世からなくなってしまってもいいじゃないですか。
思いは永久に不滅ですよ。
だから、罪悪感なんて感じる必要はないのです。
逆に考えれば、あなたが誰かにプレゼントを贈ったとしましょう。
それでその誰かに、
「お前から数年前に貰ったあれなんだけど…なかなか捨てられなくて困ってるんだ」
と言われたら、
「いやいや!逆に今それが迷惑になってるなら捨ててくれよ!むしろ頭を下げるから捨ててくれよ(笑)」
って思いますよね(笑)
むしろ、贈ったほうとしてはプレゼントしたことすら覚えていないかもしれません。
プレゼントの有効期限はとりあえず3年で
プレゼントはいつか捨てていいとは言っても、すぐに捨てるのは流石にアレですし、自分でその贈り物に対する期限を決めてもいいと思いますよ。
僕の場合であれば、プレゼントの物としての価値にも左右されますが、平均的には3年くらいかと。
3年も立てば、贈った方もプレゼントしたことすら忘れているかもしれませんし、物としても3年も使えば十分にその価値を発揮する事ができたでしょう。
もしくは別の使いみちを探したりですかね。
僕の場合は、友人から貰ったディズニーランドのお土産であるマグカップを今でもペン立て代わりにして使っていたりもします。
無理に捨てる必要もないので、純粋に「物」として、他になにか活かせることがないか考えてみるのも良いかと思いますよ。
ブランド物でしたら、専用ショップに売ったほうが現金としての価値が新しく生まれますし、物としても必要な誰かの役に立ってくれるという意味では、手放すのがいいかと思います。