世の中の映像系の機器が、昔ながらの赤白黄色の3股のコードから、映像も音声もデジタル信号もコレ一本で済むというHDMIへと移行していきます。
ゲーム機や、ディスク再生プレイヤー、TVチューナーの他にも様々な機器をテレビに繋いで使用する世の中になってきました。
ある意味もう、テレビは「見る」時代から「使う」時代へと変わりつつあり、テレビのHDMI端子はそのテレビを使うにあたってかなり重要なポジションを担っております。
しかし、HDMI端子にHDMIケーブルを繋げても認識しなかったら?
もはやテレビとしての価値はかなり無くなってしまう気がしませんか?
実は、この前、液晶テレビのHDMI端子の機器をつなげても認識せず、かなり焦った事件がありました。
Chromecastを買ってあげたのだが…
ことの発端は、嫁さんの実家家族にChromecastを買ってあげたことが発端でした。
Youtubeで猫の動画を観るのが大好きな家族なのですが、15インチのノートパソコンの画面をみんなで観ているというなんとも窮屈な動画視聴スタイルをとっていらしたので、せっかくなら液晶テレビの大きな画面で、猫の動画をみんなで楽しんでほしいなということで。
嫁さんの実家の液晶テレビには、HDMI端子が2つあるもので、すでにHDMI1のほうにはケーブルテレビのチューナーが刺さっていましたので、空いている方のHDMI2端子にChromecastを差し込みます。
・・・あれ、テレビにChromecastの初期設定画面が映らない^^;
というか、入力切替でHDMI端子の2を選択しようとしても、そもそも選択できない。
しかし、HDMI端子1のほうからケーブルテレビのHDMIを引っこ抜き、Chromecastを繋げてみるとしっかり映るので、どうもChromecastが故障しているわけではないみたい。
で、ケーブルテレビのチューナーをHDMI2に差し込んでみると、認識されず今度はケーブルテレビを観ることができない状態に。
ここから得た結論としては「あれ?もしかしてHDMI端子2のところ、壊れている?」という脳内結論に。
HDMI端子って壊れることはあまりないのですが、実は家のテレビで、猫がHDMI端子を足場にしてテレビの上に登るので、物理的にHDMI端子を壊したことがあるので、僕の頭のなかではHDMI端子だって壊れることはあると思っているのです。
だけれど、HDMI端子に入力したものが映らないならまだしも、認識しない、外部入力切替でそのそも選択できないというのは、壊れているのではなく設定で何かがおかしくなっているんじゃないかと思いました。
故障じゃない!HDMIが認識されないときは液晶テレビの設定を見るべし
もしかしてこのテレビ、HDMI端子が壊れているかななぁとかの不安もありましたが、なんとか解決策があるはずだと思いながら、液晶テレビの設定メニューをあれこれ開いていましたら…ありました!
どうやら、故障ではなく、設定で特定のHDMI端子を機能させないようにしてあったみたいです!
その設定の項目名は「外部入力スキップ機能」というもの。
そこで、どうやらHDMI端子2をスキップする設定になっていたのです!
液晶テレビには、特定の外部入力を無効化させる機能があったなんてここで初めて知ることが出来ましたし、基本的に入力端子にケーブルさえぶっ挿せば機能するものだと思いこんでいたものですから、早とちりして「故障か!?」という結論に至ってしまっていました。
嫁さんの実家のテレビはSHARPのAQUOSを使っていたのですが、どうも似たような昨日は何処のメーカーのテレビにも存在はしているみたいです。
なんとなくですが、年配の人しかいない実家なのでケーブルテレビの業者さんが親切心にもそういう設定にしていったのではないでしょうか。
適当に外部入力をいじって「テレビが映らんのだけど?」というトラブルを無くすために。
家に帰ってきてから、HITACHIのテレビでもそんな機能があるのか観てみたところ、ありました。
家のHITACHI製のテレビの外部入力スキップ機能は以下の手順で弄ることが出来ますので、写真を載せておきたいと思います。
HITACHIのTVの設定画面を例にして出しまいsたが、東芝のレグザやパナソニックのヴィエラ、ソニーのブラビアなどでも同じような設定があると思います。
ガチでHDMI端子がv故障している場合や、足りない場合は切替器を!
猫の足場にされたりして本当にHDMI端子が物理的に壊れてしまった場合や、純粋にHDMI端子の数が足りないという方は、HDMI切替器(セレクター)を使用してみてもよいでしょう。
1つのHDMI端子で2つ以上のHDMI機器を使用できるようにするものです。
値段はピンからキリで、手動タイプのものや自動タイプのものが色々ありますので、使用用途やHDMI依存度(?)で予算や評価に合わせて選んでみてもよいかと思います。
ちなみに僕は、安いやつでいいやぁということで以下のものを使っていますが、頻繁に切り替えて使うわけでもないし、正常に使えているのでとくに問題なしです。