切り逃げ
切り逃げというタイトルと、ハゲの美容師さんということで内容はお分かりになるだろう(笑)
つかみの一発目のコントとして、最初から勢いもあるし、ネタの内容も面白い!
珍しく西村くんが、ハゲの美容師に髪を切られることが怖くなったから逃げようとしたという、比較的まともなキャラである印象です(笑)
「デブのコックとは訳が違う!」という西村くんのフレーズや「きり逃げだよ!きり逃げだって!きり逃げ!」という小峠さんのフレーズが印象的です。
オーダー
ネタの内容自体はそこまでいつものバイきんぐらしい「バカと注意」という安定したネタです。
店員演じる西村くんの無駄にキリッとした目がジワジワと笑いを誘います(笑)
スピード違反
西村くんはなぜスピード違反を犯したかというと…花嫁を奪いに行くらしい!…のだが?
でましたでました!西村くんが「ヤバいヤツ」である系のネタです(笑)
オチは相変わらずなんか弱いけど、このDVDの中ではトップクラスに入るくらいに好きなネタです。
西村くんがただヤバいやつではなく、たまたま宝くじで大金を持ったという設定でもあるので、金の力にねじ伏せられそうになる小峠さんの表現が面白い。
酔っ払い
すごく酔っ払っているように見える西村くんだが…?
まぁまぁ面白かったです♪
ネタもまぁまぁ面白いのですが、それ以上に酔っ払っている演技をしている西村くんがわりとリアルで凄いと思ってしまったというね☆
なにかしらオチが弱いバイきんぐのコントですが、このネタのオチはなかなかしっかりと面白かった(笑)
引きこもり
どうやら西村くんは引きこもりをしている間に、サンバで使われる「ジャンベ」という打楽器にハマってしまったようだが・・・。
バイきんぐのコントにしては、珍しくナレーションから始まるネタである。
とりあえず「引きこもりがジャンベというマニアックな楽器にハマった」という設定がウケて、そんなものに夢中になっても日本じゃ飯は食えねーんだよという正論が面白い(笑)
ナレーションから始まったので、長尺なコントかと思っていたがそうでもなかった。
ちなみに、この「ジャンベ」にまつわるエピソードは、ライブ終了の挨拶の部分で聞くことができますが、それも面白かった!
クイズ
ホントは実力があるのに訳あって運だけで勝ち抜いてきたと思われている小峠さんと、バカなのか凄いのかよくわからない西村くん。
これはバイきんぐのコントのなかでは、なんだか新鮮でかなり面白いです(笑)
途中で色々な意味でクイズ番組とし成立しなくなり、「何がおもしれえんだよこんなクイズ番組ー!」とか「もうこんなのクイズでもなんでもねぇからな!」とかウケるw
なかなか練り込んだネタだと思われる。
ユウキ
そこから小峠さんが「ひさしぶりに会ったし、あの定食屋でも行くか?」と西村くんを誘うのだが、西村くんはどうやらキャバクラ(昼キャバ)に行きたいみたいである・・・。
西村くんがナチュラルにサイテーなキャラを演じるネタですね。
「天国と地獄」というキャバクラの設定は考えたのかもしれないが、ネタとしてはいまいち練り込みが足りない感もありますし、なんとなく印象に残らないネタでした。
居酒屋
この店はとても料理の提供スピードが異常に早いのだが・・・。
まぁまぁ面白かったのですが、ライブの前半部分に個人的にツボるネタが固まってしまった感がある。
つまらなくもないが、これもあまり印象に残らないという感じです、個人的に。
陶芸家
最近心ここにあらずな弟子の西村くんであったが、どうやら陶芸ではなくピザ作りにハマているようであった・・・。
このDVDで一番面白かったネタです!
そしてこのネタからはかなりの気合いと自信が感じられます。
バイきんぐの王道の、最初は西村くんのバカな行動に注意する小峠さんだが、だんだんと西村くんにノッてしまってテンションが上りはじめて、笑顔になっていく小峠さんという流れのヤツ。
たしかに「陶芸家が窯で焼いたピザ」というコンセプトは、たしかに面白いし興味が湧くww
「お前が回すのはろくろじゃねぇ…ピザだっ!」と、言っているときの小峠さんの身体のアクションが、あの「なんて日だ!」のときのような独特なアクションがやっぱりクセになります。
総評
実はこのDVDは、リリースされてしばらく時間が経過してから観ました。
(普通に発売を忘れていた)
でDVDを視聴する前にAmazonのレビューを観てしまったのですが、どうやら今回の作品はいまいちAmazonのレビュアーさん達的には星は多くはないみたい、つまらなかったという意見が目立つ。
そんな感じで少し不安になりながらもDVDを観たわけですが、十分に面白かった!!
もしかしたら、最初からマイナスな印象で期待せずに観たのでそのせいもあるかもしれないが、それでもやっぱり面白い。
とくに最後のネタの「陶芸家」がかなり個人的に好きなネタだったので、やはりライブのラストは一番盛り上がるネタで締めたというのは終わりよければ全てよしという感じもあっていいですね。
あとなんとなくですが、バイきんぐのコントは王道具が多くなく、ステージはいつもソリッドな印象でしたが、今回のライブは大道具がかなり使われるようになった印象です。
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