仮想通貨界隈では、ガチホや気絶投資法や握力といった言葉がよく使われます。
ガチホは、ガチホールドのことで一度握ったポジションは何があっても離さないということであり、握力はまさにそれ。
気絶投資法は、下げトレンドに惑わされないために、一旦仮想通貨を買ってそのまま数ヶ月気絶して、目が覚めれば勝手に資産が増えているということ。
…2017年はまさにその気絶投資法で全勝ちできたという、狂った相場だったわけです。
仮想通貨トレードで利益を出すには「暴落中に買って高騰中に売る」そして、一度買ったら何があっても離さず握り続けることが大事とされてきました。
話を聞くだけなら「ただ買って、持っていればいいのか!簡単だちゅー!」という感じかもしれませんが、これをいざやると本当に本当に難しい(笑)
ガチホ・・・これがこんなにも難しいことだったなんて。
この記事の下書きを行っている今現在が、2018年の1月16日なのですが、まさに現在は全通貨が一斉に下げ中というまさに下降トレンドの真っ最中なのですよ。
原資を割っている方であれば、すべての人がメンタルをジワジワと炙られている時期であります。
FXであれば暴落時もショートポジションで利益を出せるタイミングではありますが、現物ガチホ組はひたすらこの下げに耐えるしかありません(汗)
「仮想通貨バブルはもう弾けているのかもね」とか「もうこれ以上は上がらないんじゃ」というツイートも出てくる最中、ジワジワと心臓をネガティブな感情に握られながら耐えるしかありません。
少しでもこの重い空気から逃れて気を楽にするために、損切りとしてポジションを話したい気持ちにも駆られる。
あぁ、なんだか、このコインを握りしめる手の力が抜けていきそうになる。
そう、これはチャートを見ての脳内シュミレーションではなく、実際にコインを買って握りしめた人にしかわからないガチホの難しさと、試される握力です!
うん、これ、ほんとやったことある人にしかわからない(笑)
これからはガチホしているだけでは稼げない?
2017年までは仮想通貨を現物でガチホしているだけで儲かったと言われていますが、2018年からはそれも難しくなってきたという話をよく聞きます。
実際、ビットコインで言えば2017年12月の最高高値更新してからその記録を更新していませんし、むしろ一時60万円くらいになるほどの暴落っぷりを見せました。
それ以降は、値上がりするときはジワジワゆっくり値上がりしていく感じで、値下がりするときは一気にズドンと値下がりをするという動きを見せています。
日足のチャートにしても、2017年は陽線のほうが多かったのですが、それ以降は陰線をつけていることのほうが多いですからね。
暴落するときは気持ちよく暴落するのですが、上がるときはジワジワ上がって、いつまた暴落するんだろうという恐怖くらいしかありません。
ビットコインを底値で買って、高くなるのを待っていても2倍になるかならないか。
僕のような少資金ではあまり旨味がありません。
かといって、価格の安いアルトコインも何倍にも上がるロマンもあれば、その半額以下になるリスクもありますし、むしろそっちのリスクのほうが多い。
草コインは、暴落するときは暴落して、回復さえしないということもあります。
12月の暴騰と1,2月の暴落を超えてある程度安定性を見せた仮想通貨ですが、これからガチホしても2倍になるかならないか。
やはり効率よく「稼ぎたい」のであれば上手く回転させる必要が出てくる感じでしょうかね。
・・・うん、僕には無理ですわ!
(イナゴと狼狽が得意)