僕は世の中で最も時間や思考の無駄だと思っているのは「人の陰口や悪口を言う」ということだ。
時々ちょっと言うくらいならいいのだが、人の悪口を言うことで快感を覚えたり、それがクセになっているのはかなりヤバイ状態ではないかと思います。
ネガティブな面に執着する悪い癖がつく
ちょっとくらいというか、3年に1回くらい人の悪口を言ったりしてしまうのは仕方ないことかと思います。
社会生活において人と繋がりあって生きていたら反りが合わない人だっていますし、どうしようもなくムカつく人に出会ってしまうこともあります。
でも日常的に、人の悪口や陰口、愚痴を言ってストレスを解消したり快感を得ているのであれば、それは人としてかなりまずい状態になっていることを自覚するべきだと思います。
そうなってしまうと、「人の悪い部分や欠点」を優先的に見てしまうという悪い癖が着いてしまいますし、もはや思考回路自体がマイナスに侵されてしまいます。
これは、かなり生きにくくなってしまいますよ。
人の悪いところや欠点にフォーカスを当てているくらいなら、その人の魅力や長所にフォーカスを当てている方が、あなたにてってもその人にとっても嬉しいはずですしためになります。
人に嫌われ、自分を嫌い、そして人に嫌われるようになる
また、ついつい日頃から人の悪口や愚痴ばかり言っていると間違いなく人に嫌われます。
日頃から真面目に一生懸命に生きている人がたまに漏らした愚痴や悪口を聞いてあげるくらいならいいのですが、常日頃から愚痴や人の悪口ばかり言っている人と、わざわざ付き合いたいと思うでしょうか。
さすがに毎回、悪口や愚痴を聞かされるのは、いい気分ではありません。
もっと言えば「もしかして自分も、この人にこんなふうに悪口を言われているのかも…」とさえ思うのが普通です。
そうすると、その人の周りには人が誰も寄ってこなくなるでしょう。
そして、そのことに対してその人はまた自分のなかで愚痴や悪口を作り始めてしまうのです。
しかし今度は誰もそんな愚痴や悪口を聞いてくれる人が居なくなったから、ストレスを感じ始め、ついには自分自身のことが嫌いになってしまいます。
人に嫌われ、自分自身を嫌い、この世界をも嫌うようになり、それに対しての愚痴を積み重ねる日々です。
もう、最悪の嫌われスパイラルになってしまいますよね。
悪口を言って時間を無駄にするくらいなら褒めるべし
ぶっちゃけ、愚痴や悪口を言ったりするのは、短期的なストレスの解消にはなるかもしれませんが、長期的に見てなんの得もないどころか損だらけです。
もっといえば、そういうふうに長期的に考えることができなかった自分の愚かさがあるからこそ、口から愚痴や人の悪口が出てきてしまう程度の人間であるかもしれません。
愚痴や悪口ばかり言っている人は、純粋に頭が悪いのだと思います。
ぶっちゃけ、人の悪いところばかりを探して、人の悪口を言っている脳みそと時間があるのなら、人の魅力や長所を探して、人を褒めることに脳みそと時間を使って欲しいところです。
そっちの方が、その人はもちろん、あなた自身も幸せになれるはずです。
その人は褒められ、自分の長所を気づかせられて嬉しいはずですし生きる勇気だってあなたから貰えたはずです。
褒めた方のあなたも、回り回って「あの人のああいうところが素敵」と、影で褒めあれ好かれることになるはずです。
つまりは、みんなハッピー、Win-Winの好サイクルが生まれるということです。
人の欠点や悪い部分にフォーカスするくらいなら、長所や魅力にフォーカスする。
人の悪口や陰口、愚痴を言う時間と言語中枢があるなら、人を褒めることに時間と思考を使うことをおすすめします。