僕は、専門学校を卒業して就職難の関係ですぐにフリーランスになってしまったというパターンですが、今勤めている会社を辞めて、独立開業し、フリーランスになろうとしていることを家族や会社の上司に伝えたら「やめておけ」と言われたことがある方って、以外にも多いようです。
あなたが実際にそう言われて、会社を辞めるかどうするかは自由ですが、「やめておけ」という人の心には様々な理由があると思うのです。
夢を持ってキラキラした明日へ羽ばたこうとするのに、どうして「やめておけ」と周りの人は言うのか?
それには3パターンあります。
本気であなたを心配しているから
これは家族の人が「独立はやめておけ」と言うのは、純粋にあなたのこれからの将来、生活を心配して言っていることです。
純粋に心から心配しているのです。
僕はまだ子供を持ったことがありませんが、自営業で活動しているからこその苦しみも知っているので、もしも自分の子供がフリーランスとして独立するにしても「おう!やったれ!」と、軽く言うことはできない気がします。
それに、親世代と言えばまだまだサラリーマン信仰が強い時代の人々です。
今でこそ、終身雇用という言葉は過去の遺物というものになりましたが、やはり正社員という肩書きは安定感がありますし、親を安心させるという意味では「正社員」という言葉は強いです。
もちろん、独立してフリーランスとして活動するという断固たる目標があるのでしたら、親の「やめておけ」というアドバイスに従う必要なんてありません。
あなたの人生は、あなただけのものです。
しかし、やめておけという親をウザがるばかりではなく、そこには親としての愛情が隠れているということも思い出してあげてください。
会社にとってあなたに独立されると損をするから
ここからは会社の同僚や上司に独立してフリーランスになりたいという希望を伝えたら「やめておけ」と言われた場合ですが、純粋にあなたのことを上記のように心配してくれている場合もありますが、あなた自身が仕事ができ、頼れる存在だからこそ会社に残って欲しいというのもあるでしょう。
それに、会社から人がひとり抜けるのってそれなりに会社にとっても大変なことであります。
まず、あなたという社員を育てるためには教育期間みたいなものだって必要なはずです。
会社に入りたての頃はあなたのことを教育するのに人の手が必要ですし、1円も産み出せない未熟な存在であるにも関わらず、給料はしっかり出さなくてはいけません。
つまり、雇いたての社員は赤字そのものです。
最初は赤字であるけど、そこに人の手とお金を投資していくことで、給料よりも多くをお金を生み出してくれる黒字社員に成長していくのです。
つまり、人を雇うというのは会社にとって投資です。
その投資先であり、黒字を生み出す優良物件がなくなってしまうわけですから、ね。
また、それ以外にも引き継ぎをしたり、新しく人を雇うのに求人広告を出さなければなりませんし、新しく雇えば再び0から教育が始まるわけですから、会社にとっては負担そのものとなってしまいます。
しかし、何度も言いますがあなたの人生は、あなただけのものです。
あなたへの嫉妬から
あなたの独立開業を「やめておけ」という人の言葉には、純粋に心配をしているという心もあれば、会社の損になるからという数字的な意味のものもあります。
しかし、それとはもう一つ別に、「嫉妬」という感情です。
サラリーマンをしていて会社に縛られた人生を送る人にとって、独立開業しフリーランスや社長になり、自分の足で強く歩く人ってとても輝かしく見える場合もあります。
輝かしいからこそ嫉妬心が湧き上がってくるのかもしれません、だからこそ輝かないで自分と一緒にこの会社に縛られていようよという気持ちで「独立はやめておけ」と言うこともあるはずです。
そして、サラリーマンと言えば毎月もらえる給料はある程度は決まっていますが、フリーランスになればその収入も青天井です。
もし、上司や同僚が「フリーランスはやめておけ」というのであれば、あなたの収入が今の自分達の給料よりも多くなり、自分たちよりも豊かな生活を送って、社会的地位も手に入れている未来があるかもしれない。
そんなあなたの輝かしい未来に対して嫉妬し、独立することを阻んでいることもあるかもしれません。
逆に言えば、あなたの才能があることを感じているからこそ、嫉妬しているはずです。
まとめ
あなたが独立開業することを「やめておけ」というの人の心理は以下の3つに分類されます。
- 本気の心配
- 損得勘定
- 嫉妬
今回は、会社をやめて独立するかやめておくかという迷いへ対する記事ではなく、周りの人が「やめておけ」という心理についての記事でしたが、僕としては独立開業しようと信念を持ってそう言えるのであればするべきであると思います。
もちろん、会社が嫌だから逃げとしての独立開業ではなく、自分の人生を切り開いていくための攻めとしての独立開業です。
あなたの人生は、あなただけのものであり、一度限りのことです。
まわりの人がなんと言おうが、自分が納得のいく人生を送ってほしいと思います。