いくらぐるナビや食べログで下調べしてあったとしても、入りにくい飲食店やお店って結構ありますよね。行ったことのないお店に入るのには躊躇するし、勇気がいる。
入ろうと思っていたけれど、つい億劫になっちゃって新しいお店を開拓せずいつもの行き慣れたお店やチェーン店ばかりに行ってしまう。
今日はそんな方々のために、初めて行く入りにくいお店にも入りやすくなる心構えを教えたいと思います。
お店のシステムがわからないから
初めてのお店に入りにくい一番の原因は、そのお店の雰囲気やシステムがわからないからってことが一番だからではないでしょうか。
どこにでもあるようなウェルカムな雰囲気をしたチェーン店であればマニュアル化されたスマイルをした店員さんが出迎えてくれるのは想像できますが、個人経営の中の様子が見えない飲食店であれば、どんな店員さんが居るのか、どんな雰囲気なのかわかりにくいので余計に入りづらいですよね。
そもそも人間は初めて体験することや、未知のことをするときは、多少なりともドキドキするものですし緊張だってしますので、仕方ありません。
未知への恐怖というやつです。
むしろ、知らないお店でもズケズケと入っていく「孤独のグルメ」の主人公、井之頭五郎さんはかなり肝っ玉が大きいです(笑)
お店のシステムや雰囲気がわからないことは当たり前のことですので、お店に入って店員さんと目があったら人数分だけ指を立てて、咳に案内されるのを待っていればいいだけです。
初めてだったら店員さんも色々と親切に、システムの説明とかおすすめとか色々と教えてくれるはずですよ。
なぜなら、大事なお客さんだから(笑)
基本、何も考えない。考えるから入りにくい。
ぶっちゃけ、初めてのお店に入りにくいと感じるのは、やはり色々と頭のなかで悪いイメージを思い浮かべてしまっているから入りにくいのではないでしょうか。
もちろん、そこでお店に対するいいイメージを持てばいいのですが、それはそれでいいイメージを持ちすぎて、実際がイメージ以下であれば残念に思えてしまいますし、そのいいイメージが壊されるかもしれないという不安も悪いイメージの一種になりますね。
なので、入りにくいお店に勇気を出して入るための一番の心構えは「何も考えない」ということだと思います。
頭の中を真っ白にして、ロボットのように何も考えず、導かれるままにお店に入ればいいのです。
それに、お店としてもお客さんには来てほしいですし、あなたとしてもそのお店に行ってみたいのであれば、もはや利害関係が一致しているわけなので大丈夫です。
そして、初めてのお店は入りにくいのは当たり前という前提を忘れないことも大切です。
知らないお店に入るのは能の運動としても効果的!
あと、脳は新しい刺激や未知の行動に対して非常に多くのエネルギーを消費するので、新しいお店に入るのは脳が大量にエネルギーを消費するということでもあります。
基本的に脳は、無駄なエネルギーを使わないようにする習性がありますので、新しいお店に入りづらいというのは能の防御反応とも言えます。
しかし、あえて新しい未知のお店に入ることで、脳に大きな刺激を与えるということでもありますから、はいったことのないお店に入るということは脳を成長させるという意味でも大きな意義はあります。
入りにくいからこそ入ることに価値がある
初めて入るお店に入ることはちょっぴりドキドキすることですが、ドキドキするからこそそこにはお店の商品以外の様々な価値があるのではないでしょうか。
たとえば飲食店であれば、美味しい料理が食べれてお腹が満たされるだけではなく、あなたの美味しい店のデータベースがひとつ増えるわけですし、新しい味にも出会えたわけです。
そうなると、人にそのお店をオススメすることが出来ますし、知れば知るほど「何かいいお店知らない?」と人に頼りにされることだってあります。
お店に入る時にドキドキしたのなら、それだけでいい経験になります。
ドキドキして入ったのであれば、あなたの経験値は+1が加算されるわけですし、非常にいい経験になってあなたの肝っ玉が少しだけ大きくなるわけです。
そのお店の料理が美味しかろうがまずかろうが(笑)
そんなこんなで、初めての個人営業の飲食店に入るのには躊躇するという方は、そのお店でお金を使うこと以外にも、そういった隠れた「おかず」をあえて感じ取ってみることで、まさにお値段以上の体験を買うことが出来ると思いますよ。
ちなみに僕の場合は、ブログのネタにするために入ってみるという価値も感じていますし、ブログのネタのために入りにくいお店だけど勇気をだして入ってみたということもあります。
何だかんだで今でも、個人経営の飲食店に入るときはドキドキしたり、やっぱりやめておこうかなって時もまだまだありますからね^^;