なんとなーく、女子高生と言えばAndroidスマホよりも、iPhoneを使っているイメージがあるとは思っていましたが、MMD研究所によれば女子高生のiPhone利用率は85%を記録するそうです。
女子高生がiPhoneを使いたがる理由とAndroidを嫌う理由
あくまで僕の見解ですが、やはり多感な10代後半という年頃の方によくみられる「周りと同じじゃないと不安になる」という特性が働いているというのも、一つの理由であるかとも思います。
これは僕もそうだったのですが、僕の中学生時代にはコンバースの「オールスター」というスニーカーが大流行しまして、クラスの7割がそれを履いていたくらいです。
そして僕もおかんに頼み込んでそのオールスターを買ってもらったときは、大喜びでした。
これでみんなと一緒になれるのだと・・・。
大人になった今でこそ、逆に人と同じものがなんだか嫌だなと感じるようになったのですが、あの思春期の頃はまさにみんなと同じものを使っていないと疎外感や不安を感じてしまう・・・そんな年頃でした。
そういった意味では、iPhoneが使いやすいからというよりも、みんなが使っているから自分も使う、みんなが使っているから自分もそれを使わないと仲間はずれのような意識さえある。そんな感じでしょうか。
逆に、Androidが使いにくいから使わないというよりも、人と同じじゃないものがダサいと感じてしまうのが、女子高生がAndroidスマホを嫌う隠れた理由なのである。
最も、iPhoneは独自OSが搭載されていますので、一度iPhoneに慣れてしまったらAndroidに移行するのが難しいし、データの移行も特殊な方法を使わないと出来ないので、結局はズルズルとiPhoneを使い続けるというのもありますが。
ケースがオシャレ
そして「可愛い!」が大好きな女子高生にとって、iPhoneを使う最大の理由がやっぱりiPhone専用ケースの種類の豊富さでしょう!
可愛いものはもちろん、かっこいいもの、そしてウケ狙いのようなものまで様々なiPhone専用ケースがこの世界には溢れています。
故スティーブ・ジョブズ氏が「iPhoneにケースなんて被せんじゃねぇっ!」と言ってはいましたが、そんなのお構いなしにケースは出続けています。
iPhoneを使う理由がこの専用ケースの豊富さとい理由はなにも女子高生だけではありませんし、Androidユーザーの僕的にも、そのケースの種類の豊富さ本当に羨ましいと思うしかありません。
親のすすめ
親がiPhoneを使っているので、その流れで子供にもiPhoneを勧めるという流れもあるかもしれません。
なんだかんだで僕の友人の親がアップル信者だったので、子供の頃からパソコンはMacintoshを使って、携帯電話も聞くまでもなくiPhoneという友人が居ました。
自分も使っているし、使いやすいしで、いいと思うものを自分の子に勧めるのも当然のことでありますからね。
進学してスマホのひとつも持たせないとなと考えると、自然とiPhoneを買い与えるとということになり、気がつけばAndroidではなくiPhoneを使っているという女子高生も少なくはないでしょう。
また、親的にも娘にも自分と同じiPhoneを使わせておけば、操作にも慣れているし、娘がなにか悪い男との付き合いが無いかとかのプライバシーを管理しやすいという過保護な親もいらっしゃるかもしれません。
これからは格安携帯も主流になり、女子高生のAndroid率が増えるかも
これまでは女子高生のiPhone率が85%と高い所有率を誇っていましたが、これからはMVNOも主流になり、子供の携帯通信費に8000円も払いたくはないという親が、通信費削減のため格安携帯で契約して買い与えることも多くなるでしょう。
格安携帯ですと、iPhoneのSimフリー機は非常に効果ですし、キャリア向けのiPhoneを使えるようにするには一手間必要なので、自ずとAndroidを使うことになるからです。
格安携帯の登場により、女子高生のiPhone所有率が低下することは間違いないかもしれませんね。