タブレットPCってスマホで事足りるって人には必要ないですし、PCをガッツリ使うって言う方にもあまり必要のないなんとも中途半端な位置づけですが、電子書籍を愛読する場合やなんとなく使ってみたい、1台は持っておきたいという方はいますよね。
iPadは高いし、中華タブレットでいいやという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は僕がZenPadを購入する前まで愛用していた、高スペックでありながら中古が安価で買えるおすすめな穴場のタブレットを紹介したいと思います。
目次
AST21
それが、ASUSのau専売モデルのMemoPadである「AST21」というモデルです。
新品は売ってはいませんが、中古であれば1万円以下で購入することが出来ます。
公式サイト:https://www.asus.com/jp/Tablets/ASUS_MeMO_Pad_AST21/
安い理由
どうしてこのAST21がスペックの割に安いのかというと、やはりauが売っている専売モデルであり、知名度が低いということや、そういうキャリアのものは避けられる傾向があるからでしょう。
ましてや、スマホやPCと違って不人気なタブレット史上、しかもiPadではなくAndroid端末。
さらにNexus7などのような有名機種、ソニータブレットやSurfaceといった高級機種でもないですし、安さを求めるのであればamazonFireや中華タブレットという選択肢だってあります。
また、Simカードを挿して外でもデータ通信をする使用をしたい方は、au系よりもDタブなどのDocomo系の格安Simが使える方を選択すると思います。
auの通信網が使えるのは、mineoなど限られたところしか提供しておりませんからね。
そういった部分で、このAST21はマイナーかつ不人気な機種となり、高スペックの割に安価で入手することが出来るというわけです。
AST21(MemoPad8)のいいところ
5Ghz対応
これは非常に個人的に大きい部分です♪
やっぱり2.4Ghzよりも%Ghzの回線は、遥かに安定していますし、速度も早いです。
NASからフルハイビジョンの動画を再生させても、途切れることや通信が不安定になることはありません。
ちなみに、現在使用しているZenPadは5Ghzには非対応です。
Atom Z3580 2.3GHz Quad-core メモリ2GB
Android端末といえばSnapdragonとかのインテルじゃないCPUが搭載されていますが、この機種はインテル製のAtomが搭載されております。
Atomといっても、そこまで高性能なイメージではないですが、AndroidOSを動かす分には十分に高速で働いてくれます。
メモリも2GBというのも嬉しいところですね。
グラフィック性能もいいのか、フルハイビジョン60fpsの動画もしっかりと再生できます。
8インチの大画面、フルハイビジョン解像度
安いタブレットだと8インチのモニタであっても、1280×720のハイビジョン画質であったりもしますが、これはしっかりと1920×1080のフルハイビジョンの液晶なのです!
ちなみにタブレットのくせにフルハイビジョンだと何がいいかというと、映像が綺麗というのもありますが、電子書籍を読むときに文字の滲みなどがなく綺麗な文字を映すことが出来るので、電子書籍が読みやすいというのが個人的に一番のメリットでした。
8インチの液晶というのも、小さすぎず大きすぎずで使い勝手がいいと感じる方も多いかと思います。
ちなみに僕がこのAST21からZenPadをメインのタブレットに変えた理由は、7インチのほうがコンパクトで手に持ちやすかったという理由です。
SIMカードも入るよ
この機種ならではのいいところが、やはりauというキャリアが売っていたわけですから、当然のことながらSimカードを挿入してデータ通信を行うことが出来るという点です。
Simカードを挿さずWi-Fiやテザリングで純粋なタブレット端末として使用することも出来ますし、Simカードを挿して場所を選ばず使用することも出来ます。
もちろんau系のSimしか対応しておりませんので、格安モバイルのSimカードを利用する場合はmineoなどのau系の電波網を使えるところを選ばなくてはなりません。
軽い
タブレットはスマホのように握って使うわけではなく、手で支えるように持って使うことが多いので重量問題は非常にシビアです。
そしてこのAST21の重量は301g。
iPad miniとさほど変わらない軽さです。
これと同時期に重量が350gほどAmazonFIire7インチのタブレットを使っていましたが、50gの差といえど、随分とFireが重く感じられました。
やはり軽いことは正義です(笑)
安い
これがこの機種の最大の特徴だと思うのですが、上記のような高スペック高機能でありながら、中古が安い!
これの一言に尽きます。
AST21の悪いところ
いいところもあれば、悪いところだってあります。
燃費が悪い
最大の悪いところはコレです。
なんだか凄く電池の消耗が激しいんです、コイツ。
もちろん、中古で購入したものですので電池のヘタリなどはあると思いますが、電池が4000mAhに対し、8インチの大画面にフルハイビジョンという大きな解像度、そしてIntel Atomといったタブレットにしては高性能なCPUが逆に燃費を悪くさせているのでしょう。
色がポップなものしか無い
これは好みによりますが、色がピンク、白、青の3色でポップな色しかなく、クールな黒色のものがほしいという方には選択肢がありません。
青色を選べば前面の枠は黒色になりますが、裏は青色です。
ちなみに、僕がなぜピンクを選んだからというと、外に持ち出すわけでもないし、せっかくなら他の機種には無いような色にしようと思ったのと、ピングがたまたま一番安かったからです(笑)
au純正の邪魔なアプリ
これは、キャリアで売っているスマホを格安モバイルで使う人には必ず訪れる不満なのですが、キャリア純正のアンインストールもできないアプリが邪魔で仕方が無いということでしょう。
この端末にも当然「auなんとか」というアプリが山のように入っています。
もちろん、使わなかったりそのアプリを個別に無効に設定ししたりすればいいのですが、アンインストールもできず本体容量を圧迫し、ストレージの奥底でそいつらが眠り続けているというのも、なんだかスッキリしませんよね。
andoroid4.4以上にはアップデートできない
その機種のAndroidOSを新しいものにアップデートできるかどうかは、メーカーやキャリアが決めているのだそうです。(アップデートによる不具合の対処なんてしたくないという大人の事情で)
そしてこのAST21もauの手中にあるので、残念ながらOSのほうはAndroid4.4以上にはアップデートできません。
とはいえ、Android4.4にもなれば安定もしていますし、一部アプリのSDカードへの移動も可能ですので、そんなに不満などはありませんが。
auのロゴが(笑)
これがこの機種の最大の不満なところなのですが、本体の表にしっかりと「au」というブランドロゴが入っています(笑)
別に、auのSimを入れて使っているわけでもないのに、auのロゴ。
何よりも、もしこれを人前で使う時は「(あ、auショップの店員さんにそそのかされて、タブレットまで買ってしまった人なのかな)」と、なんとも素人っぽい感じにおもわれてしまうこともあるかもしれません(T_T)
もともと、家でしか使わないのですが、やっぱりauのロゴが入っているのはなんだかなぁという感じです。
もちろん、気にならない方には気にならないところだと思います。
激安の中華タブレットを買うくらいなら中古のAST21はおすすめ!
安くて高性能なタブレットが欲しいけど、なんだかんだでタブレットに何万円も出したくはないし、かと言って中華タブレットも色々と不安がある。
という方は、PCメーカーとして名を世界に響かせるASUSの「AST21」を中古で買うのは非常におすすめですよ(*^^*)