糖質制限ダイエットの本当の効果とは、糖質を抜くことで血糖値やインスリン分泌を適正量にするというものではなく、別のところにもあるんじゃないかなと思います。
と言うのは、糖質制限ダイエットで痩せる本当の理由というのが、胃袋の縮小というか純粋に少食になるというところだと思います。
これは、とりあえず目標体重まで落としてからだんだんとわかってきたんですけど、あきらかに自分の食が細くなっているんですよね。
糖質の無いものなら好きなだけ食べていい!…けど食べるものって意外と無い
糖質制限ダイエットが歓迎される一つの理由というのが、炭水化物以外であれば好きなだけ食べていいということでしょう。
もともとよく食べる方だった僕はかなり嬉しかったものです。
しかし、いざやってみると世の中、炭水化物以外の安い食べ物ってあまり存在しないんですよね。
たとえば、緑色の野菜だって好きなだけ食べていいとはいえ、野菜ってなんだかんだでスーパーでたくさん買うと高いですし、野菜を食べまくったところでなかなかお腹がいっぱいにはならないものなんですよね。
とくにこれまで、お米や小麦系の炭水化物ばかり食べていた人にとっては、本当に物足りません。
で、お肉の方もなんだかんだでそんなにたくさん食べれるかどうかで言えば、なかなか難しいところです。
お肉は脂っ気たっぷりなので、脂の多いお肉を食べまくっていれば飽きてきますし、鶏胸にしたって料理のレパートリーは少ないですし、なんだかんだで飽きてきます。
それに、お肉だって高いですからね。。。
また、外食へ食べに行こうと行ってもこれが意外と安い外食は基本的に炭水化物の塊を提供していたりもしますし、炭水化物が少ないと言えばフランス料理屋さんとかの高級なところになってしまって庶民な僕には敷居が高い。
焼肉などにもいきますけれど、ビールとライスがNGということであれば焼肉はなかなか胃袋に対してハードでした。
とはいえ、そこで糖質制限ダイエットを諦めるわけではなく、食べるものが少ないから食べることに飽きていくという感じでしょうか。
それで結果として「これくらいの量でいいや…」という感じで食べる量がだんだんと少なくなってきて、純粋に少食になっていくんですよね。
少食になったおかげで糖質制限を緩めてからも体重キープ
僕の場合は、4ヶ月目以降に夕食にお米も食べたり、週2でラーメンを食べたりするようになってからでも何だかんだで体重をキープしていますし、むしろ痩せている時もあります。
それはもちろん、糖質制限ダイエットのついでに筋肉量もアップさせたことと、糖質たっぷりの食事を食べる前に飲んでいる「八糖仙」というサプリメントのおかげもありますが、なんだかんだで昔ほど食べれなくなっているというのも現実です。
ぶっちゃけ、昔はラーメン大盛り、ライス、餃子のセットも食べれてはいたのですが、今となってはラーメン並1杯で結構お腹がいっぱいになって満足するようにもなりました。
ましてや大盛りなんて無理です(笑)
炭水化物の食品でもそれ以外の食品でも、食べる絶対量が明らかに少なくなったのは、糖質制限ダイエットをやった成果でもあると確信しています。
糖質制限ダイエットが上手くいってリバウンドしにくいのは、この食事の絶対量が明らかに少なくなるということであると僕は思います。
それこそが、糖質制限ダイエットの本当の効果なのではないでしょうか。
食べる絶対量が少なって、それなりに栄養バランスも取れていれば、そりゃ痩せるでしょうということ。