コストコまでいつも愛飲している「ロクサーヌ」という軟水のミネラルウォーター(500ml×35本で798円)を購入しにいったところ、お水コーナーの違和感に気が付きました。
あの有名な「コストコで売ってる水道水」であるピュリファイドウォーターが「スプリングウォーター」なるものになっているじゃないですか!
本当はロクサーヌを買いに来たところですが、新製品ということで急遽予定を変更して、スプリングウォーターを購入しました!
水道水のピュリファイドウォーターから湧水のスプリングウォーターに!
パッケージだけを見るとほとんど変わりがなく、ただの名称とパッケージを変更しただけなのかなと思いましたが、ボトルの裏を見るとなんと、ピュリファイドウォーターが「原材料名:水(水道水)、塩化カルシウム、炭酸水素ナトリウム」なのに対し、スプリングウォーターは「原材料名:水(湧水)」となっているのですよ!純粋な湧き水。
しかも、お値段据え置きの500ml×40本で698円!
これまで水道水のピュリファイドウォーターよりも、少々値段が高くても美味しいお水を飲みたいなということでロクサーヌを買っていたのですが、この値段で天然水が買えるとは…
って思いましたよ!
また、名称の方も「ボトルドウォーター」から「ミネラルウォーター」に変わっています。
いい響きだよね、ミネラルウォーター。
ちなみに、スプリングウォーターというのは「春の水」というわけではなく、アメリカのワシントン州スペリアースプリングスというところから採水した水だからだそうです。
家に帰って開封してパッケージの裏をよく観てみると「硬度:115mg/l」とのこと。
いや、この数値は軟水に慣れ親しんだ日本人の舌と喉的にはかなりの硬水ではないかと(汗)
そりゃ、しっかりナトリウムとかカルシウムとかのカリウムとかマグネシウムの「ウム系」のミネラルが入っているからこそのミネラルウォーターですからね・・・うーん、あまり期待してはいけないものなのかな?
スプリングウォーターとピュリファイドウォーターを飲み比べてみました
ちょうど家に常温のピュリファイドウォーターのストックが何本か残っていたので、せっかくなら飲み比べてみようと思いました。
まずスプリングウォーターを口に入れると「ぬるり」と入ってくのに対して、ピュリファイドウォーターは「パシャリ」と入ってくる感じですね。
言葉にすると非常に分かりにくいですが(笑)
なんというか、ピュリファイドはやはり水道水であることには変わりませんが、スプリングウォーターは明らかに「有料の水」とも言わんばかりの特別な舌触り。なんというかとろーりとした感じですね。
口に流し込むときの感触は個人的にスプリングのほうが好みです。
しかし問題はこの後で、スプリングの方はやはり硬水であるので口の中にはカルシウムとかマグネシウムなどの硬水独特の風味がぶわーって拡がります。
もちろん、硬度は115なので、ヨーロッパ系の硬水に比べてそこまで気になるものではありませんが、気にしないようにするのは難しいレベルです。
ピュリファイドのほうは口の中にさえ入ってしまえば、日本の天然水ほどのスッキリ感はないですし、なにかしらの不純物の感触はありますが、それでも硬水のスプリングウォーターに比べてまだスッキリとした印象があります。
あれ?
スプリングウォーターってもしかしてまずいのか?(汗)
ピュリファイドウォーターとスプリングウォーターが同じ値段で並べられていたら、水道水であるピュリファイドウォーターを選んでしまうかもしれない^^;
ロクサーヌとスプリングウォーターを飲み比べてみた
ロクサーヌもまだ残っていましたので、こちらとも飲み比べましたが、もう結果は言うまでもないですよね。
明らかに日本人好みとしては、軟水の湧水で中身がクリスタルガイザーのロクサーヌのほうが好みであろうし、個人的に味も口当たりもロクサーヌのほうが好きです。
とはいえ、硬水のスプリングウォーターはミネラルウォーターであり、そのミネラル分を求めるのであればこれはこれで選択肢として有りです。
ちなみにスプリングウォーターの100ml当たりのミネラル分は以下の通り。
- ナトリウム:0.3mg
- カルシウム:2.8mg
- マグネシウム:1.1mg
- カリウム:0.1mg
硬水は、便秘の解消にも役立ちますし、動脈硬化の予防にも役立つそうです。
純粋に美味しい500mlペットボトルの水をお求めであれば、ケチらずにロクサーヌを買っておくのが間違いありませんけどね☆