東京に出張がてらに、前から気になっていた「嵯峨谷」という低価格で十割そばを提供する立ち食いそばチェーン店に、朝食を食べに行ってきました。
ぶっちゃけ、糖質制限中なのですが、まぁこういうときくらいは許しておくれ(笑)
ちょうど今回は、せっかくならオシャレなカプセルホテルに泊まろうと、「ナインアワーズ竹橋」というところに泊まり、そこから歩いて10分もかからないところにあったので神保町店に行ってきたというわけです♪
嵯峨谷とは?
最初は、”さがや”だと思っていましたが、”さがたに”と呼ぶそうです(汗)
グーグル日本語入力で”さがや”と打っても変換されないのに、”さがたに”と打つと一発で変換されたのでそこで気が付きました。
さすがグーグル先生ですわ。
それはさておき、嵯峨谷とは、十割そばを低価格で提供する東京の立ち食いチェーン店です。
ちなみに「かけそば」が320円です。
マツコの知らない世界で「立ち食いそばの世界」というコーナーで紹介されて以降、一気に人気を博したお店ですね。
十割そばと言えば、それを打つ技術料も必要なため、田舎であれば高級料理と言っても過言ではないですし、田舎の蕎麦屋なら軽く800円は取ってくる代物ですよ!
それが、320円で食べることができるとは・・・さすが魔都、東京!!!!
十割そばをこの値段で提供しているのも脅威なのですが、地味に驚くべきはお食事のお客様に限り、生ビールを150円で提供しているというところです。
ジョッキ自体は小さいようですが、そこに注がれているのは発泡酒でもなければ第三種ビールでもなく、普通のビールではない。
ちょっとお高めのプレミアムモルツなのだっ!!
やっぱり恐るべし魔都、東京!
人を朝からアルコール漬けにし、仕事の効率を落とさせる気だなっ!
っていうか儲ける気があるのだろうか!(そりゃあるだろうが)
せっかくなら朝からビールでも飲んでやろうと、東京に行く前は考えていましたが、なんとなく前日のアルコールが体に残っているような気がしましたし、これからしばらく徒歩移動する時間が多いのでやめておきました^^;
ちなみにですが、嵯峨谷の公式ホームページというものは存在しないようで公式からの情報はなく、食べログや有志のブログなどの個人発信からしか情報を得ることができないという点も、何かマニア心をくすぐるのかもしれません。
どこに店舗が存在するのか、何店舗あるのか自体も公式からの発表は無いのですが、渋谷、歌舞伎町、池袋、秋葉原などの東京都内にけっこう存在するそうです。
そして今回行ってきたのは、嵯峨谷 神保町店です。
嵯峨谷 神保町店の店内に入店!
ナインアワーズ竹橋からグーグルマップの案内通りにぶらぶら歩くと、嵯峨谷 神保町店が突如目の前に現れました。
外のディスプレイにはメニューの一部のサンプルが飾ってあります。
もりそばは「不滅の定番」ですね。
石臼挽き十割蕎麦という言葉が、なんともプレミア感を醸し出しています。
そこまでお腹はペコペコではありませんが、東京に来た記念に、早速入ってみましょう!
店内に入ると、右手の方に自慢の石臼機が置いてあります。
そば粉は、店内で石臼で挽いて機会で蕎麦を打つそうです。
さすがに、技術力が必要になってくる十勝そば打ちを人力でやろうとするととてもじゃないけど320円で提供することはできませんからね。
かと言ってすべて機会化すれば美味しい蕎麦を打てるというわけでもなく、十割そばをしっかり美味しい蕎麦として提供するには、店内で新鮮なそば粉を製粉することに加え、「水の質」が重要になってくるのだとか。
それはさておき、早速食券機で券を買いましょう。
ぶっちゃけ富山にはあまりない「蕎麦屋のカレー」というものも食べたかったのですが、さすがに糖質過多になるためそれは断念して、320円の「もりそば」のみを注文・・・しようと思いましたが、せっかくなら人気のかき揚げも!(笑)
神保町店は嵯峨谷の店舗の中でも広い部類に入るらしく、店内はカウンター席からテーブル席まで結構な席数がありました。
時間は朝の8時なので、忙しい現代のサムライの方々は、とうの昔に朝食を終えた時間であろうし、店内には先客が一人しかおらず、店員さんもワンオペだったような気がします。
ちなみに食券は、受付口に提出し、蕎麦ができたらセルフで取りにいって食べ終わったら返却口に食器を返すというセルフサービス形式のお店です。
お冷もセルフサービス形式で、お水と温かいお茶と、あともう一つ何かがありました。
歩いて熱くなったので冷たい水を飲もうとしましたがうっかり温かいお茶を出してしまい、もうひとつグラスを使って冷たいお水をいただきました。(グラスを2つも使ってすみません)
お店の内装まで写真で収めてはいませんが、店内はいい感じで薄暗く、結構ガチめに和風な感じなので安っぽさもありません。
なんかこういう内装もプレミア感があります。
そんな感じで店内をジロジロキョロキョロと見渡しまくっているうちに、
「もりそばとかけ揚げのお客様ー」と呼ばれて、お蕎麦を取りに行きました。
いざ、嵯峨谷の十割そばを実食!
ドドン!僕が頼んだセットはこんな感じです。
ちなみに、そばつゆの上のほうに置いてある容器には、熱い蕎麦湯が入っています。
この嵯峨谷の麺の特徴としては、十割蕎麦ということもありますが、麺が平打ち太麺というところです。
細麺を希望すれば細麺にもでき、僕個人としても蕎麦は太麺よりも細麺のほうが好きなのですが、お店のデフォルトが太麺ということで、お店側としてはぜひ太麺でということだと思い、太麺をチョイスです。
麺の量は若干少なめという気がしますので、成人男性が小腹が空いたというのであれば適量な感じもしますが、お腹ペコペコという場合は、ご飯物など何か他のものも頼まないとお腹は満たせないかなという感じですね。
ではさっそく、そばつゆにネギとわさびをぶち込み、麺をつけてすすりましょう!
意外だったのは、十割そばと言えば結構麺がボソボソとしているイメージですが、嵯峨谷の蕎麦はそういったボソボソは感じさせません。
擬音語で表現すると、チュルチュルという口通りではありませんが、デュルデュルという口通りです(笑)
だけど、これは紛れもなく十割そばの感じです。
やはり十割そばということで、そば粉本来の素朴な味を感じさせるためか、そばつゆは少々薄味という感じでしょうかね。
何よりも、蕎麦が乗っている蕎麦皿がプラスチックの安っぽいものではなく、木で作られた本格的なものであるというのもポイントが高いです。
いやぁ、美味しかった。
十割そばが320円で食べられるということはもちろん、店内の雰囲気や本格的な蕎麦皿など、プレミアムな体験がこの値段でできるというのは、胃袋も満たされますし、心も満たされるっていうものです。
富山には立ち食い蕎麦チェーンは、ゆで太郎しかありませんし、こういう本格的な蕎麦を食べようと思うと、1000円くらいはします。
また嵯峨谷へ食べに行きたい気持ちはありますが、胃袋のキャパシティは有限なので、新しい味を求めればリピートすることは難しいですが、まだ食べたことが無い方にはぜひとも一度はという感じです♪
・・・社長!富山には出店しないんすかね?
やっぱしないですよね^^;
すみません。
この記事を読んで無性に蕎麦が食べたくなったけど、糖質制限ダイエットしている・・・という方は以下をどうぞ。