この前は集中力を高めるために「今すぐできる方法」について書きましたが、今回は集中力を高めるためのマインドセット的な方法をお伝えしようと思います。
それはその作業や勉強に「没頭する」ことです。
その作業や勉強の事以外をすべて頭のなかからシャットアウトして消滅させ、眠るのも惜しいほどにその作業に没頭するということ。
と言っても、そんなに簡単に物事に没頭できればなんの苦労も無いですし、没頭できない作業や勉強だからこそ集中力を高める方法を知りたいわけです。
今回は、集中力向上をゴールとして、つまらない物事にも没頭して夢中になれる方法をお教えできればと思います。
集中力ならぬ、夢中力ですね。
ゲームに夢中になっていたあの頃を思い出そう
あなたはテレビゲームをしたことがあるでしょうか？
僕が小学生時代の頃には、スーパーファミコンのドラクエ5やファイナルファンタジー6をずっと夢中になって没頭していた日々がありました。
それこそおかんに「はよ寝なさい」と怒られるくらいに。
こういう経験は、僕だけではなく多くの方がしたことがあると思います。
あくまでテレビゲームは仕事や勉強ではなく「遊び」というカテゴリです。
遊ぶことは楽しいし、いつまででもそんな楽しい時間の中に居たいからつい夢中になってしまうんですよね。
とくに、僕がやっていたドラクエやFFはRPGですので、その話の続きが知りたくてつい没頭しちゃってしまうわけです。
そこで、遊びや娯楽に対して没頭してしまう要素を、仕事や勉強でも見いだせることができるかどうかで、その仕事や勉強へも同じように没頭できるようになるということをお伝えします。
遊びや娯楽の夢中になる要素を仕事や勉強でも見出すべし
まず、僕が好きだったドラクエやFFに没頭できたのが、その先の話を知りたかったというのがあります。
これを仕事やあなたの人生に置き換えると、このさきこの仕事や勉強を集中してやり遂げることで、あなたのこれからの物語がどういう風になるか知りたくないですか？
ということです。
もちろん、それはハッピーエンドが待っているかもしれないし、バッドエンドが待っているかもしれません。
だけど、今やるべきことを集中してやることでハッピーエンドが待っている可能性は間違いなく上がります。
誰だって、バッドエンドにはなりたくはありませんからね。
RPGの主な目的は「世界を悪いヤツから救う」というのが最大目標であることがほとんどですが、「あなた」という世界を、悪いことから救うためのゲームと考えると夢中になってしまいます♪
レベル上げにさえ没頭していたあの頃…
RPGをやったことがある方であればほとんどの人がやっているであろう「レベル上げ」という行為。
その辺の敵と遭遇するため、ぐるぐると主人公を動かして、敵と遭遇したら適当にさっさとやっつけて経験値を稼ぐというまさに「作業」という行為。
でも、面倒といえば面倒でしたが、あれはあれで没頭しちゃうんですよね。
それはなんでかって言うと、少しずつ強くなっていくのが気持ちいいし、これから出会う敵も簡単にやっつけられるので気持ちいい。
レベル上げにはその先の「気持ちいい」が待っているから、つい没頭しちゃうんです。
これを仕事や勉強に当てはめると、それを集中して頑張ることにより、これからあなた自身に立ちはだかる敵を簡単にやっつけられるようになっている自分になります。
そして、集中して何かをやり遂げたとき、必ずあなたの中に経験値が溜まって、やり終える前の自分よりも確実にレベルアップした自分が存在するのです。
これをやり遂げることでレベルアップする。
そんな「レベルアップした自分」を、明確に想像することでその作業や勉強への集中力が増すわけですよ。
人生はRPGである
「人生は長いRPGである」というような言葉をどこかで聞いたことがありますが、まさにその通りかと思います。
強いて言えば、RPGはゲームオーバーになったらやり直せば良いわけですが、人生というRPGはそうは行きません。
だから、絶対にゲームオーバーにならないように頑張らなきゃいけないわけですが、あまり頑張る頑張るというのもゲームとしては楽しくありません。
大切なのは「楽しむ」という気持ちです。
楽しいと思うからこそ、人は物事に没頭するわけです。
そして、あなたが行っている作業や勉強にRPGをのような「楽しさ」を見つけることができれば、それらに対して没頭でき、驚くような集中力を得ることができるのです。
- あなたがこの作業や勉強を続けた先にはどんなストーリーが待っているんだろう？
- あなたという世界を悪に滅亡されないために頑張ろう
- レベルアップした瞬間の気持ち良さをイメージしよう
そういった楽しさや気持ちよさを見出してください(*^^*)
