今日は、富山の駅前グルメ「立山そば」を紹介しようと思います。
富山駅の立山そばの場所
富山の立ち食いそばと言えば、「立山そば」というのはもう富山人なら多くの人が知っていることでしょう。
最近では、従来線に乗ることもなく、駅のホームにある立ち食いそばは食べることはあまり無くなりましたが、「立山そば JR富山駅構内店」でなら時々食べます。
場所はどこにあるかというと、富山駅南口を出て、壁沿いに左の方に歩いていけばすぐに見つかります。
この立山そばの運営元は、富山のおみやげ用のますの寿しを製造販売している「源」という会社が運営しております。
ちなみに源のますの寿しは、あくまで店舗販売のお持ち帰りを前提としていて、鱒の鮮度を保つために酢を強めに効かせてあるので、本気で美味しいますの寿しを食べたい場合は、富山に来て現地で美味しいますの寿し屋を見つけなければなりません。(この話はまた今度)
立ち食いそば「源」のメニュー
オーダーは食券制で、入口の券売機で食券を購入し、カウンターに提出する方式になります。
ちなみに、電子マネーはJR西日本の「ICOCA」が使用できます。
- かけそば・うどん 300円
- やまかけ月見そば・うどん 450円
- とろろ昆布そば・うどん 400円
- しろえび天そば・うどん 500円
- 月見そば・うどん 350円
- きつねそば・うどん 400円
- 山菜そば・うどん 400円
- かきあげそば・うどん 420円
- えび天そば・うどん 420円
- えび天玉そば・うどん 470円
各種大盛80円増
そばうどん以外にも、ますのすし(180円)や、ぶりのすし(190円)もありますので、せっかくなので富山名物をここでひとつまみしていっても良いかと思います♪
富山で立ち食いそばを食べた感想
ちょうど、埼玉のほうに新幹線で出張に行くことがあり、早朝の出発です。
早朝の出発となると、この田舎の富山では朝食を取れるお店は限られていますし、かといってせっかく富山駅付近に来たのに、ロッテリアでハンバーガーを貪ったり、吉野家で牛丼をガッツクというのも、何かさみしいものがあります。
でもぶっちゃけ、朝食に500円以上はかけたくないというのがドケチの本音です。
朝食にお金はかけたくないけど、チェーン店の食べ慣れた味や、コンビニおにぎりもなんだかという人におすすめなのが、駅前にある「立山そば」です♪
元々は立ち食いそばだったのですが、富山駅のリニューアルなどに伴って座席が設けられ、お値段そのままで席にすわってゆったり蕎麦やうどんを食べることが出来るようになりました。
立ち食いそばには子供の頃には憧れましたが、今となっては安い値段でゆっくり座って食べられる事に感謝です。
忙しい東京人ならまだしも、こんな地方に来て立ち食いなんて、ね?
で、食券を買って、カウンターに提出し、待つこと30秒で注文の品が到着しました!
はやいっ!!
今回注文したのは「かき揚げそば(420円)」です。
300円のかけそばにしようと想っていましたが、券売機でかき揚げそばを見つけてしまったので、胃袋と財布と会議を開いた末にかき揚げそばにしました。
いい感じでしょ?
このいかにもな安っぽさがたまりません☆
味の方は、蕎麦の麺は当然、すでに茹でてある麺をさっと湯に通すだけで提供できるので、ホニャホニャの柔らかい麺です。うどんも同じ。
さらに短い時間で麺の芯まで温めることを狙いにしているのか、麺はかなりの細麺です。
かまぼこに「立山」と書かれてあるあたりも可愛らしい♪
そして、麺をひとすすり。
…うん、美味い。
もちろん、うまーーーいというほど特別に美味しいものでもありませんし、本当に普通のそばです。
だけど、朝早くからこんなに温かい食べ物を食べれるのはなんだか幸せな気分にもなります。
朝早くに温かい麺を500円以下で食べることが出来る。
これだけで、十分に幸せなことじゃないですか。
むしろ、逆にこの大して美味しくないところがまた美味しいんです。
ちなみに、つゆの方は花鰹ベースの出汁であっさりながらも芯のしっかりとした、富山人には馴染みの深い味です。
立山そばというお店ではありますが、ぶっちゃけこのつゆでしたら、蕎麦よりもうどんのほうが合うかとも個人的に思います。
高速バスで朝早くに富山に着たはいいけども、食べるところがない。
かといって、どこにでもあるチェーン店の味もせっかく富山に来たのになんだか虚しいし、でもお金は使いたくない。
そんな方はぜひ、富山駅南口にある「立山そば」で、軽く温かいそばやうどんを召し上がってみてはいかがでしょうか?